なぜ内製化するのか
時代は内製化ですよね!
とある会社の内製化プロジェクトに関わった自分用のメモとして、記事に残してみます。
私は、8ヶ月間ほどあるメーカーのIT内製化プロジェクトを担当していました。
そこでは、それまで外注していたシステム開発やウェブ開発を内製化し始めていました。
エンジニアを新しく採用し、外注先からコードを買取り、社内のエンジニアが引き継ぐ。
スピード感や対応力が段違いのようでした。
これまでは、ITやウェブは外注化することがメインだったと思います。
でも、技術への障壁は年々低くなって、エンジニアの数も増え、年齢も若くなってきました。
10年前だったら何ヶ月もかかっていたものを、今では数日で作れるように。
現代は、エンジニアが社内に1人、デザイナーが社内に1人いるだけでオペレーションに革命が起きます。
内製化とは、それまでアウトソーシングしていたものを、自社内で完結させることです。
ウェブサイトの制作やネットショップの運営、社内システムの管理なんかは専門技術が必要ですよね。
だからこれまでは、それを専門的に取り扱う個人や会社に依頼していたと思います。
そこを内製化することで、事業として非常に大きな飛躍を遂げられると思っています。
一人称で動いてくれる能動的な技術者は、アウトソーシングでは実現できない組織を根本から変えてくれる貴重な存在です。
ただ、エンジニアって結構わがままな人種だと個人的には思います。
自分のやりたい技術、成長できる組織、精神衛生の良い組織…etc
コードを書いたことのない人には想像もできないポイントで組織を見ています。
そして、他職種に比べて転職の敷居も非常に低いので、流動的。
エンジニア不足なんて言いますが、良い環境には良いエンジニアが集まってるっていう印象です。
代表がエンジニア出身みたいな会社は、エンジニアの要望を叶える上手い取り組みを実施していますよね。
もしくは、エンジニアの意見をよく反映してくれる代表さんがいる組織。
そういう場所に、技術力のある能動的なエンジニアは集まっているんでしょうねえ。
ウェブサイトを作れる大学生を1人、アルバイトで雇うだけでも大きなインパクトがあります。
そこから徐々に内製化を始めていくっていうのも、今の時代を生き抜く知恵かもしれません。